【銘柄フラッシュ】DMSなど好業績が注目されて急伸しアーバンライフはTOBで急伸

株式市場 銘柄

 26日は、日本トリム<6788>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、25日に発表した第1四半期決算が好感されたほか、浄水カートリッジ販売も行うため西日本で発生した大規模水害の復興関連株として注目する様子もあり15.0%高。

 2位はオービックビジネスコンサルタント(OBC)<4733>(東1)の13.2%高となり、25日に発表した第1四半期決算が好感されたほか、これを受けて野村證券が目標株価を7000円から8400円に引き上げたと伝えられ買い安心感。

 3位は栄研化学<4549>(東1)の13.0%高となり、25日発表の第1四半期決算が好感され、株式分割など調整後の上場来高値に接近。

 アーバンライフ<8851>(東2)三菱地所<8802>(東1)によるTOB(公開買付、買付価格は1株2415円)を受けて2日連続ストップ高の1626円は22.6%高。富士通コンポーネント<6719>(東2)は13時30分、投資ファンドがによるTOB(株式公開買付:1株935円)を発表し、一時売買停止が解除のあと急伸し10.9%高。ダイヤモンド電機<6895>(東2)は「冷暖房用制御機器」を手掛けるとされ、このところの猛暑によるエアコンの需要増加などと連想されて7.9%高。

 夢展望<3185>(東マ)はパーソナルトレーニングジムのRIZAPグループ<2928>(札幌A)の資本が入り、このところ同じく堀田丸正<8105>(東2)と同一歩調で動意づいてきたため思惑視されて遂にストップ高の18.5%高。メディアシーク<4824>(東マ)は動画配信プラットフォーム「MADO」を無料展開する戦略が注目されて3日続伸し2日連続大幅高の14.7%高。

 ディーエムエス(DMS)<9782>(JQS)は第1四半期決算と通期の業績見通しなどの増額修正が好感されてストップ高の23.0%高。富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は業績見通しの増額修正が好感されて14.8%高と急伸。伊豆シャボテンリゾート<6819>(JQS)は伊豆半島が世界自然遺産に指定され多ことを受けて観光ブーム拡大への期待が再燃とされて動意を強め12.6%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る