兼松は第1四半期の3ケタ増益など注目されて後場一段高

株式市場 銘柄

■通期見通しは据え置くが進ちょく率良好との見方も

 兼松<8020>(東1)は3日の後場、一段高となり、13時にかけて1699円(92円高)と戻り高値に進んでいる。12時45分、第1四半期の連結決算(2018年4月~6月、IFRS基準)を発表し、営業利益が前年同期比22.1%増加して68.47億円となるなど、各利益とも2割増加。注目が再燃した。

 3月通期の見通しは期初の数字を継続し、営業利益は前期比14.7%増の300億円、親会社の所有者に帰属する純利益は同1.1%増の165億円、1株利益は195円96銭。進ちょく率がいいとの見方が出ている。(HC)

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