【株式市場】好決算株やTOPIX型銘柄の一角など高く日経平均は110円高

株式

◆日経平均は2万2626円56銭(101円38銭高)、TOPIXは1746.87ポイント(4.29ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7686万株

チャート13 6日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株式が大きく反発したことなどを受け、株価指数の先物が先行高となった上、日銀が株価指数連動ETF(上場投信)の買い介入の配分を見直すことなどが材料視されてTOPIX(東証株価指数)への寄与度の大きいNTTドコモ<9437>(東1)が高い。日経平均は10円高で始まり、10時頃に一時31円24銭安(2万2493円94銭)まで軟化したが、前引けにかけては110円50銭高(2万2635円68銭)まで上げ、前引けも101円38銭高だった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均は軟調。

 JFEホールディングス<5411>(東1)などの鉄鋼株が上げ、引き続きインド鉄鋼省からの現地生産化要請の報道や中国の景気刺激策への期待などが継続。ゼリア新薬工業<4559>(東1)は第1四半期の大幅増益が好感されて4年ぶりの高値。大塚家具<8186>(JQS)は資本提携を検討との報道が相次ぎ大幅続伸。ユナイテッド<2497>(東マ)も第1四半期の大幅増益が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億7686万株。売買代金は9553億円。1部上場2103銘柄のうち、値上がり銘柄数は1107銘柄、値下がり銘柄数は885銘柄となった。(HC)

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