パシフィックネットが続伸、NTTデータの業務効率支援ロボットなど注目される

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■一次代理店としてRPAソリューション「WinActor/WinDirector」支援サービス開始

 パシフィックネット<3021>(東2)は9日の前場、2日続伸基調となり、前引けにかけて800円(11円高)をつけて出直りを強めた。8月20日から、エヌ・ティ・ティ・データ<9613>(東1)の一次代理店として、RPAソリューション「WinActor/WinDirector」の導入・運用支援サービスを開始すると7日付で発表。注目されている。

 サービス開始の発表によると、RPA(Robotic Process Automation)とは、主にバックオフィスにおいて人間が行っているPC操作を、ソフトウェア型ロボットの活用により自動化し業務を遂行する仕組み。このソリューション「WinActor/WinDirector」は、NTTグループで研究・利用を続け、技術とノウハウが詰まった、業務効率を支援するソフトウェア型ロボットになる。

 パシフィックネットでは、ITシステムの導入から運用・管理、使用後のデータ消去、機器の排出までワンストップで提供する「LCM(ライフサイクルマネジメント)サービス」を展開しており、LCMサービスにおけるキッティング(事前設定)やデータ消去業務でも「WinActor」によるRPA化を推進している。そのノウハウを活用し、企業での「WinActor」導入・運用支援をサービス化することとした。

 また、こうしたサービスの特色を活かし「WinActor」導入にあたり実証に必要なPCレンタルを併せた「WinActorトライアルパッケージ」も今後提供する予定としている。(HC)

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