セルシードの12月期第2四半期は事前予想を大幅に上回り、赤字幅を縮小して着地

株式市場 銘柄

■18年12月期業績予想は前回予想を据え置き

 セルシード<7776>(JQG)は14日、18年12月期第2四半期連結業績を増額修正し、発表した。

 売上高は前回予想を47百万円上回る3億47百万円(前年同期は26百万円)、営業利益は同2億60百万円上回る40百万円の赤字(同3億85百万円の赤字)、経常利益は同2億40百万円上回る40百万円の赤字(同3億90百万円の赤字)、四半期利益は同2億39百万円上回る41百万円の赤字(同3億90百万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

 細胞シート再生医療事業では、台湾での独占的事業提携の活動の一環として、同社より一部の開発データについて当初想定を上回るスケジュールで提供を完了。これに伴い売上高3億25百万円を計上した。一方で再生医療支援事業での2018年12月期売上高は23百万円となり前年同四半期とほぼ同水準の結果となった。また利益面では、細胞培養施設維持費および研究開発費の投資時期の一部下期へのずれ込みなどから期初時点での予想を上回った。

 18年12月期業績予想は、前回予想を据え置き、売上高は11億70百万円、営業利益は20百万円、経常利益は50百万円、純利益は40百万円とし、黒字化する見通しとなる。

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