【株式市場】上海株など下げ止まらず日経平均は一進一退の末に小幅安となり2日続落

株式

◆日経平均の終値は2万2192円04銭(12円18銭安)、TOPIXは小安く1687.15ポイント(10.88ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し15億4677万株

チャート6 16日後場の東京株式市場は、上海総合指数と香港ハンセン指数が続落と伝わり、日経平均も前引けの水準29円97銭高の2万2234円19銭)に対し、再び小安く始まった。ダイキン工業<6367>(東1)が過日発表の四半期決算への評価が再燃とされて13時頃から前日比プラス圏に浮上し、日産自動車<7201>(東1)も、自動車株が高安マチマチの中で高配当利回り銘柄を大手証券がリポートで特集したとされてプラス圏に浮上。日経平均は一進一退だったが終盤に一時堅調になる場面があった。大引けは小幅安となり2日続落。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も小安い。

 後場は、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などの大手銀行株が伸び悩みながらも値を保ち、アルチザネットワークス<6778>(東2)は中古スマートフォンに関する総務省の積極姿勢報道などが言われて後場尻上がり。ブランジスタ<6176>(東マ)は13時から急伸しスマホクレーンゲーム「神の手」に関する発表があるのではないかなどとされてストップ高。大塚家具<8186>(JQS)も思惑と憶測が先行の様子で一段ジリ高基調。

 東証1部の出来高概算は増勢となり15億4677万株(前引けは8億5180万株)。売買代金は2兆5867億円(同1兆3504億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は367(同424)銘柄、値下がり銘柄数は1673(同1612)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種(前引けは5業種)が値上がりし、値上がりした業種は、銀行、証券・商品先物、電力・ガス、保険、となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る