【株式市場】円高基調のため個別物色となり日経平均は一時円安まで軟化して一進一退

株式

◆日経平均は2万2230円46銭(39円92銭高)、TOPIXは小安く1691.24ポイント(6.29ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億8114万株

チャート6 20日(月)前場の東京株式市場は、為替の円高基調などをを受け、材料株や好業績株の個別物色となり、日経平均は朝方の17円93銭高(2万2288円31銭)を上値に一進一退となり、10時30分にかけては119円63銭安(2万2150円75銭)まで軟化した。中で、任天堂<7974>(東1)資生堂<4911>(東1)が高い。日経平均の前引けは39円92銭安(2万2230円46銭)。TOPIX、東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も軟調。

 オープンハウス<3288>(東1)が前週後半から週明けにかけて大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券による投資判断の引き上げを伝えられて連日出直り、プレミアグループ<7199>(東2)はパーク24<4666>(東1)との提携などが注目されて上場来の高値を連日更新。駅探<3646>(東マ)は東芝デジタルソリューションズとAIを活用した業務系ソリューションサービスの共同開発などが言われてストップ高。ユークス<4334>(JQS)はプレイステーション4向けに今期発売予定で開発中の3Dアクションゲームに期待が再燃とされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億8114万株。売買代金は7847億円。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は537銘柄、値下がり銘柄数は1435銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種の値上がりにとどまり、その他製品、パルプ・紙、鉱業、不動産、ガラス・土石、が高い。(HC)

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