【株式市場】四半期好決算銘柄の再評価が活発で個別物色となり日経平均は小反落

株式

◆日経平均の終値は2万2199円00銭(71円38銭安)、TOPIXは小安く1692.15ポイント(5.38ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億8322万株

チャート14 20日後場の東京株式市場は、最近、四半期好決算を発表した銘柄の中から業績を再評価して選別買いする動きが活発になり、セブン銀行<8410>(東1)野崎印刷紙業<7919>(東2)などがダレそうでダレず、日経平均は軟調ながら70円安前後(2万2200円前後)を下値に底堅く推移した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も軟調小動き。

 後場は、エムアップ<3661>(東1)が一段ジリ高となり、第1四半期決算は各利益とも減益だったが、売上高の21%増加などが見直された様子で戻り高値。AppBank<6177>(東マ)は各利益の赤字縮小を再評価とされて一段ジリ高。セルシード<7776>(JQG)は第2四半期の赤字縮小などが見直されて一段ジリ高。

 東証1部の出来高概算は9億8322万株(前引けは4億8114万株)。売買代金は1兆6766億円(同7847億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は482(同537)銘柄、値下がり銘柄数は1550(同1435)銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種(前引けは5業種)の値上がりにとどまり、その他製品、不動産、パルプ・紙、石油・石炭、鉱業、保険、銀行、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■テレワークとオフィスワークの融合でイノベーション創出を目指す  エキサイトホールディングス(エキ…
  2. ■内閣府発注の大型プロジェクトを15億3800万円で落札  QPS研究所<5595>(東証グロース…
  3. ■働く車や人気キャラクターのおもちゃで、考える力、社会性、創造性を育む  日本マクドナルドホールデ…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■アップトレンドを迎える業界のダークホースたち  今週の当コラムは、全面業績相場のなかややディフェ…
  2. ■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク  「ゴー…
  3. ■4月雇用は予想を下回り、長期金利低下しNY株価は上昇  米国労働省が発表した4月雇用統計だが、景…
  4. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る