【株式市場】円安基調など受け日経平均は後場170円高まで上げ2日続伸

株式

◆日経平均の終値は2万2362円55銭(142円82銭高)、TOPIXは1698.37ポイント(12.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億2133万株

チャート13 8月22日後場の東京株式市場は、正午過ぎにかけて円安が進み、東京エレクトロン<8035>(東1)などが一段高になり、日経平均は13時前に一段と強含んで170円47銭高(2万2390円20銭)まで上げた。出光興産<5019>(東1)は一段とジリ高基調。日経平均は大引けまで上げ幅150円前後を保ち2日続伸。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、日本農薬<4997>(東1)ADEKA<4401>(東1)によるTOB(株式公開買い付け)を材料に大引けストップ高で値がつき、出光興産<5019>(東1)はみずほ証券による目標株価の引き上げなどが言われて出直り拡大。リボミック<4591>(東マ)は米国での特許取得が注目されて一時ストップ高。インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)は株式分割の発表が材料視されて後場ストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億2133万株(前引けは5億5607万株)。売買代金は1兆9848億円(同9372億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は1564(同1521)銘柄、値下がり銘柄数は475(同502)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は28業種(前引けも28業種)となり、値上がり率上位は、石油・石炭、ガラス・土石、輸送用機器、鉄鋼、非鉄金属、機械、卸売り、金属製品、証券・商品先物、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る