アイサンテクノがストップ高、KDDIと自動走行システム開発などで資本業務提携

株式市場 銘柄

■KDDIは持ち株比率5.05%の第3位株主に

 アイサンテクノロジー<4667>(JQS)は29日、買い気配のまま9時30分前にストップ高の2942円(500円高)に達した。28日の夕方、KDDI<9433>(東1)との資本・業務提携を発表し、材料視されている。

 発表によると、提携する主な内容は、(1)自動走行システムを構成する4G/5G通信モジュール、カメラ、センサー等自動走行を可能とするために必要とする機器を搭載した移動交通手段の開発、(2)上記で開発された移動交通手段を制御するためのソフトウェアの開発、(3)運行管理システム、遠隔監視システム、4G/5G 回線を利用する通信システムといった自動運行システムの開発、など。

 これらの事業推進に向け、アイサンテクノロジーはKDDIを引受先とする第三者割当増資を行い、1株につき金2399円で新株式(普通株式28万株)を発行。持ち株比率5.05%の第3位株主になる。また、これによりアイサンテクノロジーは差引手取概算額6億6372万円の資金を調達する。(HC)

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