【銘柄フラッシュ】新規上場のシンデンがストップ高となりインプレスHDなど急伸

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 25日は、住友商事<8053>(東1)が14時に業績予想の減額を発表したが、一時軟調転換しただけで切り返して1.4%高となり、三菱地所<8802>(東1)は昨日の特損発表にもかかわらず後場寄り後に軟調だった程度で0.7%高と続伸し、悪材料が通用しない相場になった。昨日から動意を強めた建設株が引き続き活況となり、建設セクターの出遅れ修正高などが言われて前田建設工業<1824>(東1)は5.4%高の急出直りとなり、鹿島<1812>(東1)は固有の収益力なども言われて4.7%高となり高値を更新した。

 インプレスホールディングス<9479>(東1)がアマゾンジャパンと提携と伝えられて39.1%ストップ高となり、東証1部の値上がり率トップ。新京成電鉄<9014>(東1)は14時に期末配当予想の増額を発表し一転堅調となり高値更新の2.1%高、インヴァスト証券<8709>(JQS)は昨日の期末配当予想の増額などが好感されて20.8%高、オンラインゲーム開発のgumi<3903>(東1)は業績予想の減額に端を発した売りは一巡との見方があり8.9%高、アイ・アールジャパン<6035>(JQS)はファナック(6954)の株主対応窓口の実務を受託とされて16.1%ストップ高となり、昨年12月上場のスノーピーク<7816>(東マ)は地方創生関連株とされて物色再燃となり13.7%高。

☆本日上場のシンデン・ハイテックス<3131>(JQS、売買単位100株)は液晶、半導体などの仕入れ販売を行い、9時22分に公開価格2740円に対し12%高の3075円で初値がつき、ウェアラブル端末関連株の村田製作所(3911)などの活況高を受けて後場寄り後に本日のストップ高の3775円まで上げ、終値もストップ高のままとなった。

☆本日上場のAiming(エイミング)<3911>(東マ、売買単位100株)はオンラインゲーム「剣と魔法のログレス~いにしえの女神~」などで知られ、やはり9時22分に公開価格920円に対し12%高の1032円で初値をつけ、高値は後場の1319円、終値は1126円。

☆本日上場のハウスドゥ<3457>(東マ、売買単位100株)は不動産業で、10時25分に公開価格3600円に対し47%高の5300円で初値をつけ、高値は5320円、終値は本日の下限となる4300円のストップ安となった。

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