JFEシステムズはシバタが「DataDelivery(R」)を導入したことを発表

■データの長期保存と高速かつ柔軟なデータ検索を実現

 JFEシステムズ<4832>(東2)は、シバタ(本社:東京都中央区)が、「DataDelivery(R」)を導入したことを発表した。

 「DataDelivery(R)」 は、データの長期保存と高速かつ柔軟なデータ検索を実現しているため、電子帳簿保存法の「帳簿」、「書類」、「スキャナ保存」、「電子取引」のすべての区分に対応している。

■シバタは各事業所で作成している会計書類を電子化し、負荷削減を図る

 シバタは、取引先8,000社以上に発行している納品書・請求書・発注書などの会計書類の控えを、各事業所から本社に控え書類を配送し、本社で保管している。ところが、これら紙保管にかかる印刷・配送・保管の業務負荷やコストが大きいことから、各事業所で作成している会計書類を電子化し、負荷削減を図ることとした。

■電子帳簿保存法の承認実績が豊富で、基幹システムと連携が容易なDataDelivery(R)を採用

 まず、会計書類を電子化するためには、所轄税務署に電子帳簿保存法の申請が必要となるため、電子帳簿保存法の承認申請の実績・ノウハウがある専門家に相談し、これまで税務アドバイスを受けていたTOMAコンサルタンツグループから提案を受け、電子帳簿保存法の承認実績が豊富で、基幹システムと連携が容易なDataDelivery(R)を採用した。

■年間500時間以上の時間短縮、コスト削減が見込まれる

 DataDelivery(R)の導入により、各43事業所で実施していた請求書などの控え印刷・配送・保管作業が不要となり、年間500時間以上の時間短縮、コスト削減が見込まれる。2017年9月に請求書・納品書などの控え、2017年12月には総勘定元帳・仕訳帳・売上帳などの帳簿の申請と、段階的に電子化の範囲を拡大した。また、今後は経費の領収書などのスキャナ保存についても検討される予定である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る