パイプドHDは「スパイラル」と不正ログイン対策ツール「CapyパズルCAPTCHA」の連携ソリューションの提供を開始

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■ログインにかかるユーザーの負担を軽減し、ボットによる不正な登録やログインを防止

 パイプドHD<3919>(東1)の子会社であるパイプドビッツは、Capy株式会社と提携し、8月30日より情報資産プラットフォーム「スパイラル」と不正ログイン対策ツール「CapyパズルCAPTCHA」の連携ソリューションの提供を開始した。

 このソリューションにより、Webフォームでの登録や会員サイトへのログインにかかるユーザーの負担を軽減し、ボットによる不正な登録やログインを防止できる。

■手軽にネットショッピングやネット予約ができる時代を迎えているが、不正アクセスによる被害は絶えない

 世界のWebサイト数は10億を超え、インターネット上でクレジットカード情報や個人情報を入力すれば、手軽にネットショッピングやネット予約ができる時代を迎えている。しかし、これらの脆弱性を狙った不正アクセスによる被害は絶えず、そこで盗み出された情報は、ボットを使った機械的な不正登録や不正ログインを通じて悪用され、二次被害へと拡大する。そのため、被害を最小限に抑えるためにも、ボットによるリスト型攻撃への対策が求められている。

■「スパイラル」と「CapyパズルCAPTCHA」が連携することによりサイトのセキュリティを強化

 このソリューションは、キャンペーンの申込みフォームや会員サイトを簡単に構築できる「スパイラル」と、パズル認証による直感的な操作でボットからの不正な登録やログインを防ぐ「CapyパズルCAPTCHA」が連携することにより、プレゼントキャンペーンの申込みフォームや会員サイトのログインフォームのセキュリティを強化できる。

 連携によるメリットは、申込みフォームやログイン画面にパズル認証を組み込むことで、セキュリティがより強化され、Webフォームの堅牢性を向上させる。また、ボットによるなりすましログインや、機械的なアカウント取得などの攻撃からWebサイトを守ることできる。

■パズル認証でサイトの離脱を回避

 さらに、従来のリスト型攻撃対策である歪んだ変形文字の入力や特定の写真選択は、ユーザーの手間からサイトの離脱に繋がる可能性が高まる。また、最近では技術の進歩により画像の判読精度が高まっており、人工知能(AI)技術を使えば人間でなくとも変形文字を99%以上の精度で判読できてしまうことが指摘されている。ところが、パズル認証であれば、視覚的に認識しやすいパズルを解くことで人間であることを認証できるため、特にスマートフォンなどのデバイスを利用するユーザーは簡単に操作でき、サイトの離脱を回避させる。

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