【IR企業情報】ソレイジア・ファーマ:最終試験を準備中の「SP-04」開発完了までの資金を調達

■第三者割当増資の発行価格など決定し手取概算額上限額は37億5190万円に

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は5日の夕方、8月28日に決議し開示した資金調達(第三者割当増資など)の発行価格・売出価格が決定したと発表。手取概算額の合計上限額は37億5189万3000円になるとした。

 調達した資金は、最終試験を準備中の「SP-04」(適応:がん化学療法に伴う末梢神経障害)の試験費用を含めて開発完了・承認申請に至るまでに必要な開発資金に充当する。

 公募による新株式発行(一般募集)の発行価格は1株につき237.0円(払込期日は2018年9月12日)。株式の売出し(オーバーアロットメントによる売出し)の売出価格は1株につき237.0円(受渡期日は18年9月13日)。第三者割当による新株式発行(本第三者割当増資)の払込金額は1株につき222.3円(払込期日は18年10月11日)。

 「SP-04」は、日本、韓国、台湾、および香港と国際共同で第3相臨床試験:最終試験を準備中。日本、韓国、台湾及び香港においては2020年まで、中国においては2022年まで行われる計画で進行している。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る