【株式市場】円安余地などいわれ日経平均は7日ぶりに、TOPIXは8日ぶりに反発

株式

◆日経平均の終値はは2万2373円09銭(66円03銭高)、TOPIXは1687.61ポイント(3.30ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億3650万株

チャート4 9月10日後場の東京株式市場は、米国金利の上昇基調などを受けて資金運用環境が好転するとの見方などから第一生命ホールディングス<8750>(東1)などが一段とジリ高基調を強め、ドル買い・円売りの余地拡大とされて川崎汽船<9107>(東1)もジリ高傾向を強めた。日経平均は14時30分頃まで40円高前後(2万2350円前後)で一進一退を続け、大引けにかけて89円82銭高(2万2396円88銭)まで上げる場面があり、終値では7日ぶりに反発した。TOPIXは8日ぶりに反発。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって高い。

 後場は、カナモト<9678>(東1)が北海道地震の復興関連としてジリ高基調を続け、アイル<3854>(東2)は7月決算の大幅増益などが注目されてストップ高買い気配のまま大引けに売買成立。ジェネレーションパス<3195>(東マ)はWeb制作会社の買収が材料視されて高い。地域新聞社<2164>(JQG)は業績の大幅な上振れ観測が出回っているとされ連日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億1612万株(前引けは5億3650万株)。売買代金は1兆8750億円(同8440億円)。1部上場2107銘柄のうち、値上がり銘柄数は1202(同1205)銘柄、値下がり銘柄数は808(同760)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は21業種(前引けは24業種)となり、値上がり率上位の業種は、保険、鉱業、海運、医薬品、銀行、情報・通信、パルプ・紙、精密機器、などとなった。(HC)

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