【株式市場】円安が再燃し材料株など強く日経平均は一時241円高まで上げ続伸基調

株式

◆日経平均は2万2595円52銭(222円43銭高)、TOPIXは1694.14ポイント(6.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7114万株

チャート13 9月11日(火)前場の東京株式市場は、米国の利上げを巡る思惑などからドル買い・円安が再燃したことなどを受け、自動車株や半導体関連株、薬品株などが強く始まり、日経平均は96円高で始まった。対ドルでの円安は逆風になるとされるソニー<6758>(東1)も高く、日経平均は10時30分過ぎに241円78銭高(2万2614円87銭)まで上げた。前引けも222円43銭高(2万2595円52銭)。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調。

 日本エンタープライズ<4829>(東1)が店頭アフィリエイトサービス事業の譲渡など構造改革の進展に注目とされて大きく出直り、ヨネックス<7906>(東2)は全米オープンテニス女子シングルスで優勝した大坂なおみ選手(日清食品)の活躍効果が言われて東証2部の値上がり率トップ。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は業績拡大期待が強く連日高値を更新。フライングガーデン<3317>(JQS)は株主優待が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億7114万株。売買代金は9354億円。1部上場2107銘柄のうち、値上がり銘柄数は840銘柄、値下がり銘柄数は1165銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る