シルバーライフの18年7月期はFC加盟店が順調に増加し大幅増収増益、今期も収益拡大へ

■FCは626店舗にとなった

 シルバーライフ<9262>(東マ)の2018年7月期業績(非連結)は、売上高65億47百万円(前期比24.8%増)、営業利益5億99百万円(同26.0%増)、経常利益6億77百万円(同25.6%増)、純利益4億31百万円(同14.2%増)だった。

 販売区分別の業績を見ると、FC加盟店向け販売では、「まごころ弁当」及び「配食のふれ愛」の2ブランドによる積極的な店舗展開により、「まごころ弁当」は18年7月期末より14店舗、「配食のふれ愛」は49店舗それぞれ増加した。店舗数は18年7月期末より63店舗増加し、626店舗となった。売上高は47億78百万円(同17.4%増)となった。

 高齢者施設等向け食材販売サービスの「まごころ食材サービス」では、介護報酬削減の影響により、民間配食業者への効率的な食材販売サービスへの需要が高まり、継続して実施しているFAXによるDMが奏功し、順調に契約施設数を伸ばしている。売上高は10億99百万(同48.9%増)となった。

 OEM販売では、OEM先との密な連携に加え、赤岩物流センターの稼働による供給体制の強化を行った結果、販売額は順調に推移し、売上高は6億68百万円(同53.3%増)となった。

 2019年7月期業績予想は、売上高77億16百万円(前期比17.9%増)、営業利益6億87百万円(同14.7%増)、経常利益7億39百万円(同9.1%増)、純利益4億63百万円(同7.4%増)とし、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなる。

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