【新規上場(IPO)銘柄】 ナルミヤ・インターナショナルは9月6日に第二部に上場、海外市場の開拓等に期待感

株式市場 IPO 鐘

 ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東2)チームは、9月6日に東京証券取引所市場第二部に上場した。同社は、1995年8月設立の旧ナルミヤ・インターナショナルを前身として2016年6月に設立。ベビー・子供服の企画販売事業、オリジナル、ライセンスブランドの展開による、子供服および、関連製品の製造加工販売を行っている。同社は、子供服市場において、マルチチャネル、マルチブランド展開を推進しており、全国のショッピングセンターや百貨店を中心に749店舗(2018年2月現在)で実店舗販売を行う一方で、自社オンラインサイトの展開や他社オンラインサイトへ出店も行っている。

 商品戦略では、0歳から13歳の幅広い年齢層に対してマルチブランドのファッションを提供。今後は、チャネル、ブランドのポートフォリオの最適化に留意しながら経営戦略を進める方針。さらに、子供服事業とのシナジーを創出できる衣料品の企画販売以外の事業への展開、具体的には子供とその家族をターゲットに提供すべき価値をモノ(洋服)からコト・サービスへと拡大することで、企業価値の拡大を図っている。また、オムニチャネル化による顧客管理のシームレス化を図り、顧客への利便性や満足度を追求するとともに、現地法人とのアライアンスによるアジア近隣諸国への進出を図る計画。

 今2019年2月期第1四半期業績実績は、売上高66億1300万円、営業利益4億2400万円、経常利益3億8500万円、純利益11億0100万円に着地。同社は直営店舗において、百貨店ではジュニアブランド「XgirlSTAGES」(エックスガールステージス)などを中心に5店舗、ショッピングセンターではトドラーブランド「petit main」(プティマイン)及びジュニアブランド「Lovetoxic」(ラブトキシック)で10店舗を新たに出店した。

 今19年2月期業績予想は、売上高298億0200万円、営業利益17億6700万円、経常利益16億3500万円、純利益18億7900万円を見込む。上場で調達した資金は新規出店の設備投資などに充てる計画で、年間配当は、1495.85円(第2四半期末1465円(30分割前の金額)、期末30.85円)を予定している。

 株価は、上場初日の9月6日に公開価格1560円を59円下回る1501円で初値をつけ、同日高値1539円と買われた後、同13日安値1325円と換金売りに下げてモミ合っている。海外市場の開拓や子供向け事業領域の拡大に対する期待感があるほか、今期予想PER7倍台と割安感があり、配当利回り5.7%と利回り妙味が増す。ここから下押す場面は買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)

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