【株式市場】NYダウの最高値など好感され日経平均は朝方189円高まで上げ一進一退

株式

◆日経平均は2万3793円35銭(118円42銭高)、TOPIXは1797.09ポイント(9.49ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億8904万株

チャート11 9月21日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの最高値更新などが好感されて株価指数の先物が先行高し、日経平均は173円高で始まった。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)は取引開始後の高値から伸びきれず、ソニー<6758>(東1)はほどなく軟調に転換。日経平均も取引開始後の189円11銭高(2万3864円04銭)を上値に一進一退を続けた。前引けは118円42銭高(2万3793円35銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 第一生命ホールディングス<8750>(東1)がこのところの米金利上昇による資金運用環境の好転期待などから連日高となり、神戸物産<3038>(東1)は株式分割と3年以上保有株主への優待拡充を注目材料に活況高。フィンテック グローバル<8789>(東マ)は9月決算への期待再燃とされて高値に接近。ナガオカ<6239>(JQS)は水処理装置などの中国やベトナムでの展開が注目されているようで急伸。

21日、新規上場となったイーエムネットジャパン<7036>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま値がつかず、前引けは公開価格3000円を70%上回る5100円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は7億8904万株。売買代金は1兆4353億円。1部上場2110銘柄のうち、値上がり銘柄数は1524銘柄、値下がり銘柄数は486銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る