旭化成は「マテリアルズ・インフォマティクス」注目され上場来の高値

株式市場 銘柄

■AIで新たな素材の作り方を探り開発期間を大幅に短縮と伝えられる

 旭化成<3407>(東1)は27日、一段高となり、14時にかけては1740.0円(30.5円高)前後で推移し、約1週間ぶりに上場来の高値を更新している。業績上振れ観測があり、同日付の日経産業新聞で、従来の実験型の手法では開発に1~2年かかるとみられた触媒添加剤をAIにより約8カ月で見つけ出したと伝えられたことを材料視する様子がある。

 9月27日付日経産業新聞に、物質の特性データをAIなどで分析し、新たな素材の作り方を探る「マテリアルズ・インフォマティクス(MI、材料情報科学)」に関する特集記事が載り、「旭化成はAIで化学品の触媒に使う添加剤を開発。従来の実験型の手法では開発に1~2年かかるとみられたが、約8カ月で見つけ出した」などと伝えられた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る