トシン・グループの第1四半期は、増収増益と堅調

■新規得意先の獲得、既存得意先の深堀りなど、営業基盤の拡充に努める

 トシン・グループ<2761>(JQS)の第1四半期は、増収増益と堅調であった。

 同社は、首都圏中心に電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開している。小口多数販売、専門部署による得意先営業活動支援サービスなどを特徴とし、事業基盤強化や収益拡大に向けて、取扱商品や営業拠点網の拡充を推進している。

 今第1四半期も、計画的な訪問による、新規得意先の獲得、既存得意先の深堀りなど、営業基盤の拡充に努めるとともに、グループ総合力をいかした受注に取組むなど積極的な営業活動を展開した。

 その結果、19年5月期第1四半期連結業績は、売上高108億98百万円(前年同期比5.4%増)、営業利益5億69百万円(同9.8%増)、経常利益7億44百万円(同8.3%増)、純利益4億91百万円(同9.7%増)となった。

 今通期連結業績予想は、売上高435億円(前期比0.2%増)、営業利益22億85百万円(同0.4%増)、経常利益30億80百万円(同0.5%増)、純利益20億10百万円(同0.1%増)を見込む。

 増収増益を見込むことから、配当は56円(第2四半期、期末共に28円)と1円増配を予定している。

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