プレミアグループは投資家向け資料などの拡充も注目され高値に迫る

株式市場 銘柄

■「IRサイト更新のお知らせ」を発表し投資家向け広報に積極姿勢

 プレミアグループ<7199>(東2)は10月4日、4630円(140円高)まで上げて再び出直り、10月1日につけた上場来の高値4680円に迫っている。全国の自動車販売店や整備工場にオートクレジットやワランティ(自動車保証)サービス、整備・修理のサポートなどを提供し、業績は拡大傾向。3日付で「IRサイト更新のお知らせ」を発表し、個人投資家向けの資料やレポート掲載情報などを拡充したため、IR(投資家向け広報)に積極的な会社として注目し直されている。

 早くからIFRS(国際会計基準)を適用しており、今期は期初から「IFRS第9号」(アイファースナイン、国際財務報告基準第9号「金融商品」)が適用され、会計処理上の変更があった。このため、第1四半期(2018年4~6月)の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比15%増加したのに対し、税引き前利益は57%減少した。しかし、通期では実質的に大幅な増益になる見通しだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■岡崎医療センターで実証、医療従事者の負担軽減と業務効率化を確認  川崎重工業<7012>(東証プ…
  2. ■全国の介護事業者が安心して選定可能、TAISコード取得で信頼性向上  丸文<7537>(東証プラ…
  3. ■生成AIへの危機感、弁護士の間で高まる  GVA TECH<298A>(東証グロース)は8月21…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る