【株式市場】NYダウの大幅反落を受け朝方は日経平均245円安だが銀行株など強く若干持ち直す

株式

◆日経平均は2万3784円64銭(190円98銭安)、TOPIXは1791.97ポイント(9.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億6203万株

チャート14 10月5日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反落201ドル安や円相場の反発を受けて株価指数の先物が先行安し、日経平均は193円安で始まった後245円44銭安(2万3730円19銭)まで下押した。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)はほどなく堅調転換し、金利の上昇傾向を受けて三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株や保険株が高く、日経平均は一進一退で推移。前引けは190円98銭安(2万3784円64銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 パシフィックネット<3021>(東2)が業績回復を強める期待などで大きく出直り、マネジメントソリューションズ<7033>(東マ)は10月決算への期待が言われて急伸。クリエイト<3024>(JQS)は子会社の建設工事関連の許認可追加取得などが材料視されて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億6203万株。売買代金は1兆1927億円。1部上場2110銘柄のうち、値上がり銘柄数は436銘柄、値下がり銘柄数は1598銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、値上がりした業種は、証券・商品先物、銀行、保険、その他金融、電力・ガス、パルプ・紙、陸運、だった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る