サインポストは第2四半期の2ケタ増益と無人決済システムが注目され大幅続伸

株式市場 銘柄

■「スーパーワンダーレジ」が消費税の軽減税率のポイント還元に寄与の見方

 サインポスト<3996>(東マ)は10月16日、大幅続伸となり、9時30分過ぎに17%高の3975円(570高)まで上げ、戻り高値を更新した。12日に発表した第2四半期の連結決算(2018年3~8月、累計)は各利益とも2ケタ増益。無人決済システム「スーパーワンダーレジ」の実証を各所で展開するため、消費税率引き上げ後の軽減税率ポイント還元をキャッシュレスで物品を購入する消費者に限って適用する案が浮上していることも連想材料視されているようだ。

 2018年10月17日から2ヵ月程度、JR赤羽駅(東京都北区)の5、6番線ホーム上に設置する特設店舗(無人決済店舗)で「スーパーワンダーレジ」の実証実験を行うと10月2日発表した。17年にはJR大宮駅で実証実験を行った。

 「スーパーワンダーレジ」は、同社が独自開発する人工知能「SPAI」による画像認識技術、物体追跡技術を活用した無人決済システムで、AIにより来店客が手に取った商品を認識、購入金額の計算から決済まで一貫して自動で行うという。(HC)

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