【話題株】愛光電気が再びストップ高、「浪花の相場師」注目とされ投機妙味衰えず

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■銅などの国際市況上昇を受け業績は拡大傾向、相場師が注目する余地あり

 愛光電気<9909>(JQS)は10月17日の後場一段高となり、13時30分にかけてストップ高の4730円(700円高)。あと、そのまま買い気配となっている。電設資材や電線、照明機器などの専門商社で、一説「平成の是川銀蔵さん」「浪花の相場師」などと呼ばれる山田亨氏が大株主に躍り出たと伝えられて10月10日からいきなり急騰を開始。17日は、なか一日休んで再びストップ高となった。

 10月10日以降、山田亨氏が4万4000株(4.98%)保有していた、5%ルールで名前が出てきた、などと仕手株情報系のサイトなどで伝えられた。山田亨氏は投資事業を行うトンピン・フィナンシャルグループの総帥。最近急騰したテリロジー<3356>(JQS)などでも介入がささやかれていたという。一方、愛光電気の業績は、銅をはじめとする非鉄の国際市況上昇などによる取引価格の強含みを受けて拡大基調。相場師が着目する理由はあるようだ。こうした展開を受け、トシン・グループ<2761>(JQS)の割安感が強まってきたとの見方も出ている。(HC)

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