ワールドは第2四半期の連結業績予想増額が好感され戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■「収益は下半期がより大きい特性」としたため注目集まる

 ワールド<3612>(東1)は10月18日、大幅続伸で始まり、取引開始後に5%高の2721円(140円高)をつけて戻り高値に進んだ。17日の取引終了後に第2四半期の連結業績予想(2018年4~9月、累計)の営業・経常・純利益を増額修正して発表。さらに「当社グループの収益は下半期がより大きい特性」としたため注目されている。

 さる9月28日、約13年ぶりに再上場。第2四半期累計期間は、記録的な豪雨災害や台風の重なる到来などによる店舗休業の影響などにより、売上収益は上場時に発表した予想より0.3%減の1171.0億円と若干の未達になる見込みとしたが、経費支出の継続的な見直しなどにより、コア営業利益は前回発表予想比2.7%増の61.5億円が見込まれ、前年同期に対しては0.9%増と僅かながら増益へ転換する見込みになった。

 上場時の初値は2755円。ぞの後の高値は2779円。通期の業績見通しは増額せず据え置いたが、「当社グループの収益は下半期が上半期より大きい特性で」などとしたため注目が集まった。(HC)

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