【株式市場】米ロ間の摩擦など売る理由を探す印象あり日経平均は一時503円安

株式

◆日経平均は2万2120円05銭(494円77銭安)、TOPIXは1660.30ポイント(35.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億2742万株

チャート12 10月23日(火)前場の東京株式市場は、米国による中距離核戦力条約の破棄を巡りロシアが対抗措置の用意を表明と伝えられたことや、NYダウの反落を受け、日経平均は210円安で始まり、その後も下値を探る展開になった。上海株式が反落して始まると、売る理由が見つかったようにコマツ<6301>(東1)の値下がり率が4%を超えるなどで、日経平均は前引けにかけて503円31銭安(2万2111円51銭)まで下押した。前引けも494円77銭安。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって安い。

 LIFULL(ライフル)<2120>(東1)が急伸し、配当性向の引き上げや今期の2ケタ増益見通しなどが好感され、エスティック<6161>(東2)は業績見通しと配当予想の増額が好感され一時ストップ高。アスカネット<2438>(東マ)は「空中結像」用の樹脂製プレートの輝度や結像品質などの大幅向上に成功との発表が注目されて活況高。

 23日上場となったリーガル不動産<3497>(東マ)は買い気配で始まり、10時24分に公開価格1380円を42.9%上回る1972円で初値をつけた。高値は1988円、前引けは1827円。

 東証1部の出来高概算は6億2742万株。売買代金は1兆1005億円。1部上場2108銘柄のうち、値上がり銘柄数は111銘柄、値下がり銘柄数は1951銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る