ラ・アトレが切り返す、PER6倍台に入り完全な割安ゾーンとの見方

株式市場 銘柄

■今12月期は経常益31%増など大幅増益の見込みで売られ過ぎ感が強まる

 ラ・アトレ<8885>(JQG)は10月14日の午後、701円(20円安)を下値に切り返し、14時30分を過ぎては717円(4円安)前後へと回復している。首都圏の好立地地区を中心に分譲マンションなどを展開し、今期・2018年12月期の連結業績は大幅増収増益の見込みで、予想1株利益は103円96銭(8月10日、第2四半期業績発表現在)。株価水準がPER7倍以下になり割安感が強い水準になってきたことが注目されている。

 今期・2018年12月期の連結業績見通しは、売上高が前期比31.5%増の108.76億円、経常利益が同30.6%増の8.0億円、純利益は同21.3%増の5.46億円を計画する(同)。予想1株利益103円96銭をベースにすると、株価は728円でPER7倍ちょうどになる。ここ一両日はPER6倍台に入り、完全な割安ゾーンに入ってきたとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る