日経平均は414円安で始まりNYダウの大幅安が影響

株式

■「暗黒の木曜日」(1929年10月24日)のトラウマあり過度な弱気も

 10月25日(木)朝の東京株式市場は、NYダウの大幅続落(608.01ドル安の2万4583.42ドル)を受けて株価指数の先物が先行安し、日経平均は大幅反落し414円35銭安(2万1676円83銭)で始まった。

 NY株式は24日、「物価上昇で経済成長が抑制されるとの不安が広がる中、まちまちな企業決算や弱い米住宅指標を受けて売りが加速した」。「米国の9月の新築一戸建て住宅販売は市場予想以上に落ち込み、2016年12月以来の低水準となった」(ブルームバーグニュースより)。

 NYダウは1929年10月24日(木曜日)に歴史的な大幅安「暗黒の木曜日」を演じている。米国の株式市場では、これが現在もトラウマとなっていて、10月は投資家心理が過度な弱気に傾きやすい時期とされている。節税対策の売り(タックス・ロス・セリング)の出る月でもある。(HC)

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