タカラトミーは業績見通しの増額が好感されて戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■3月通期の連結純利益の見通しは従来予想を42%引き上げる

 タカラトミー<7867>(東1)は10月26日、大きく出直って始まり、取引開始後に8%高の1255円(93円高)まで上げて戻り高値を更新した。取引開始前の8時50分に業績見通しの増額修正を発表。がぜん注目されている。

 3月通期の連結純利益の見通しは、従来予想を42%引き上げて85.0億円の見込み(前期比では6.8%の増加)とし、増額後の予想1株利益は84円74銭とした。

 発表によると、定番商品である「リカちゃん」「プラレール」関連商品や、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」などの販売が好調に推移するとともに、人気商品となったサプライズドール「L.O.L.サプライズ!」をはじめとしたガールズ関連商品が好評を博した。また、次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」の海外向け輸出なども増加した。さらに、一部商品の第2四半期への先行納品があったことなどから、売上高は前回発表予想を上回る見込みになった。(HC)

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