【株式市場】NYダウ急伸し日経平均は一時207円高だが次第に値を消す

株式

◆日経平均は2万1221円50銭(47円23銭安)、TOPIXは1598.29ポイント(2.63ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億7090万株

チャート10 10月26日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反発や、対ドルでの円安基調などが好感され、株価指数の先物が先行高し、日経平均は大幅反発の172円高で始まった。自動車株や電機、機械株などが高い。ただ、キヤノン<7751>(東1)の業績見通し減額を受け、企業業績に対する慎重姿勢があるようで、日経平均は取引開始直後の207円93銭高(2万1476円66銭)を上値に伸び悩み、10時40分頃には軟調に転換。前引けも47円23銭安(2万1221円50銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安く続落模様。

 貴金属リサイクルなどのアサヒホールディングス(アサヒHD)<5857>(東1)が配当性向の引き上げと大幅増配の発表を材料にストップ高。富士通フロンテック<6945>(東2)は四半期決算が予想を大きく上回り戻り高値を更新。オイシックス・ラ・大地<3182>(東マ)は業績見通しの増額が好感されて急反発。アジアゲートホールディングス<1783>(JQS)は東日本不動産(青森県弘前市)の子会社化発表が材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億7090万株。売買代金は1兆2740億円。1部上場2110銘柄のうち、値上がり銘柄数は743銘柄、値下がり銘柄数は1270銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ・紙、輸送用機器、非鉄金属、陸運、ゴム製品、保険、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る