【銘柄フラッシュ】アサヒHDが急伸し大丸エナウィンなど好決算株も続々反発

株式市場 銘柄

 10月26日は、 日経平均、TOPIX、JPX日経400などは4日続落ながら比較的長い「下ヒゲ」を示現した。また、出来高(東証1部)は4日連続増加し、「コンバージェンス」に似た逆行現象が発生。底打ち圏に差し掛かってきた可能性が言われていた。

 貴金属リサイクルなどのアサヒホールディングス(アサヒHD)<5857>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、配当成功の大幅アップ・増配などが好感されてストップ高の21.0%高。

 2位は日本トリム<6788>(東1)の14.9%高となり、25日に発表した第2四半期決算と業績見通しの増額などが好感されて大幅反発。

 3位はJBCCホールディングス<9889>(東1)の14.6%高となり、25日に発表した第2四半期決算の純利益51%増加などが注目されて大幅反発。

 大丸エナウィン<9818>(東2)は25日に発表した第2四半期決算の売上高10.8%増加、純利益4.7倍などが注目されて4.5%高。富士通フロンテック<6945>(東2)は第2四半期決算が予想を大きく上回り、一時戻り高値を更新して大引けも4.4%高。

 ジェネレーションパス<3195>(東マ)は家具業界の合従連衡への思惑などが言われて3日ぶりに再度ストップ高の15.1%高となり高値に接近。シリコンスタジオ<3907>(東マ)はアマゾン・ウェブ・サービス認定が注目され13.2%高と上値を指向。

 地域新聞社<2164>(JQS)は業績好転に着目した仕手筋の介入が本格化し値幅取りに出てきたとの見方が言われてストップ高の20.9%高。ピクセルカンパニーズ<2743>(JQS)は仮想通貨関連事業の事業領域拡大に向けてエストニア共和国の関連会社のすべての出資持分を取得するとの発表が材料視されて7.1%高と反発した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る