インフォコムが上場来の高値を更新、業績予想の増額など好感

株式市場 銘柄

■電子コミックとヘルスケアを重点にAIやIoTを活用し積極展開

 インフォコム<4348>(JQS)は10月30日、続伸一段高で始まり、取引開始後に7%高の4030円(260円高)まで上げ、株式分割など調整後の上場来高値を更新した。電子雑誌「めちゃコミック」などで知られ、29日の正午過ぎに第2四半期の連結業績(2018年4月~9月、累計)と3月通期見通しの増額修正を発表、全体相場が下値模索の中で高値に進んだ。

 電子書籍市場は、海賊版サイトの影響が沈静化したことにより、成長基調を回復。同社は電子コミックとヘルスケアを重点事業として、M&Aの積極的推進、AIやIoTを活用したビジネス展開などに取り組んでいる。今期・2018年3月期の連結業績見通しは、売上高を従来予想比2.0%増額して510.0億円の見込み(前期比では11.4%の増加)とし、営業利益は同じく3.1%増額して67.0億円の見込み(同14.9%の増加)とした。増額後の予想1株利益は168円20銭。(HC)

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