アドバンテストが急伸、業績見通し増額など好感され買い気配のまま上げる

株式市場 銘柄

■主軸のテスト・システムが底堅く推移する見通し

 アドバンテスト<6857>(東1)は10月31日、買い気配で始まり、9時20分にかけても気配値のまま17%高の2153円(310円高)と急伸している。本日のストップ高は400円高の2243円。

30日の取引終了後に発表した第2四半期の連結業績(2018年4~9月、累計、IFRS基準)が大幅増益となり、前年同期比で営業利益は4.6倍になるなど大幅に回復。3月通期見通しを増額修正し、期末配当も増配の見込みとしたため、注目が再燃している。

 本日のストップ高は2243円。3月通期の連結業績見通しは、第2四半期累計期間が想定を上回り、主軸のテスト・システムが底堅く推移する見通しとし、営業利益は従来予想を54%引き上げて530億円の見込み(前期比では2.2倍)とし、純利益は同じく66%引き上げて460億円の見込み(同2.5倍)とした。

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