グッドコムアセットは地合い悪の売り一巡して出直り期待、１８年１０月期大幅増収増益・増配予想
- 2018/11/2 06:24
- 株式投資ニュース
グッドコムアセット＜３４７５＞（東１）は、東京２３区中心に新築マンション企画・開発・販売を展開している。新規事業として「不動産テック」を開始する。１８年１０月期大幅増収増益・増配予想である。そして１９年１０月期も収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から急反落したが、地合い悪の売り一巡して出直りを期待したい。
■新築マンション企画・開発・販売
東京２３区を中心に、自社ブランド「ＧＥＮＯＶＩＡ」シリーズの新築マンション企画・開発・販売を展開している。
１８年１０月にはクリプトン・フューチャー・メディアと業務提携した。新規事業として、クラウドファンディングを含めた「不動産テック」を開始する。
■１８年１０月期大幅増収増益・増配予想
１８年１０月期の連結業績予想（４月２日に１回目の増額修正、６月８日に２回目の増額修正）は、売上高が１７年１０月期比６４．６％増の１６１億８８百万円、営業利益が７８．５％増の１６億２０百万円、経常利益が８４．１％増の１５億１０百万円、純利益が６６．９％増の１０億３５百万円としている。販売計画は合計２６８戸増の５９２戸である。
第３四半期累計は売上高が前年同期比８８．５％増の１３９億９５百万円、営業利益が２．１倍の１４億３２百万円、経常利益が２．１倍の１３億４５百万円、純利益が２．１倍の９億２３百万円だった。国内自社販売が３８戸増の１５６戸、国内業者販売が２６３戸増の３７９戸、合計が３０１戸増の５３５戸と大幅伸長した。国内業者販売の利益率改善も寄与して大幅増益だった。通期も好業績が期待される。
配当予想（４月２日に増額修正）は期末に東証１部指定記念配当１０円を実施し、年間３５円（期末一括＝普通配当２５円＋記念配当１０円）としている。１７年１０月期の年間２０円（普通配当１５円＋記念配当５円）との比較で１５円増配となる。
■株価は地合い悪の売り一巡して出直り期待
株価（１８年４月２４日付で東証２部から東証１部に市場変更）は、地合い悪化の影響で戻り高値圏１９００円近辺から急反落し、１０月３０日には１５００円まで下押した。ただし売られ過ぎ感を強めている。１１月１日の終値は１５１７円、前期推定連結ＰＥＲは約１０倍、時価総額は約１１０億円である。地合い悪の売り一巡して出直りを期待したい。
関連記事
ピックアップ記事
-
■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成ＡＩを４月から順次提供 ＥＬＹＺＡとＫＤＤＩ＜… -
■優勝への軌跡と名将の言葉 学研ホールディングス＜９４７０＞（東証プライム）は３月１４日、阪神タ… -
2024/3/11
任天堂が「スーパーマリオ」新作アニメ映画の制作を発表、２０２６年４月公開予定！■新たな映画プロジェクトを発表 任天堂は３月１０日、イルミネーション（本社：米国カリフォルニア州…
