【株式市場】米トランプ大統領のツイートなど好感されて日経平均は一時320円高

株式

◆日経平均は2万1954円61銭(266円96銭高)、TOPIXは1642.16ポイント(10.11ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億3969万株

チャート13 11月2日(金)前場の東京株式市場は、米トランプ大統領が中国の習近平国家主席と協議し、ツイッターで「協議は順調に進展している」「北朝鮮についても良い話し合いができた!」などとツイートしたと伝えられ、米中貿易摩擦への懸念が後退。NYダウの大幅高もあり、日経平均は73円高で始まった後、一気に320円71銭高(2万2008円36銭)まで駆け上がった。先物主導型だった模様。1日に急落したNTTドコモ<9437>(東1)などの携帯3社も大幅反発。その後は、自動車株などが軟調だったため、日経平均は高値もみ合いに転じたが、前引けも266円高(2万1954円61銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も反発した。

 ハウス食品グループ本社<2810>(東1)が第2四半期の2ケタ増益と通期見通しの増額修正を受けて活況高となり、トラスト<3347>(東2)は第2四半期業績の予想増額修正が材料視されて急伸。マーケットエンタープライズ(東マ)は中旬発表予定の第1四半期決算への期待が再燃とされて急伸。シンバイオ製薬<4582>(JQG)は1日付で信用規制が解除になり急反発。

 東証1部の出来高概算は7億3969万株。売買代金は1兆3904億円。1部上場2111銘柄のうち、値上がり銘柄数は1326銘柄、値下がり銘柄数は705銘柄となった。(HC)

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