日本テレホンは中古スマホ事業拡大の期待が強まり連日ストップ高

株式市場 銘柄

■NTTドコモなど通信料値下げなら端末割引が縮小され中古に魅力の見方

 日本テレホン<9425>(JQS)は11月5日、2日続けてストップ高となり、前場ストップ高の746円(100円高)で売買されたまま、その後は14時30分にかけてもストップ高買い気配に貼りついている。中古スマートフォンや携帯電話の買取販売などを行うECOモバイルショップ「エコたんショップ」などを展開。NTTドコモ<9437>(東1)が10月31日にスマートフォンなどの通信料金を2~4割引き下げることを明らかにし、端末の価格そのものは従来のような大幅な値引きが行われなくなる可能性があるため、中古端末の需要が拡大するとの見方が出ている。

 業績は回復傾向で、今4月期は3期ぶりに完全黒字化の見込み。赤字から黒字に変貌する銘柄は値動きも大きくなりがちとの見方があり、思惑材料に対する反応も大きくなりがちのようだ。(HC)

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