スターティアホールディングスは第2四半期と通期業績予想の利益面での上方修正を発表

株式市場 銘柄

■上半期に人材関連費用および広告宣伝費用の効率的な運用によりコストを削減

 スターティアホールディングス<3919>(東1)は9日、第2四半期と通期業績予想の利益面での上方修正を発表した。

 要因としては、上半期に人材関連費用および広告宣伝費用の効率的な運用によりコスト削減を行った結果、利益面において、前回予想を上回る見通しとなった。

■第2四半期は当初の大幅減益予想から一転、大幅増益へ

 第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を83百万円下回る57億31百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は2億48百万円上回る2億94百万円(同33.0%増)、経常利益は2億84百万円上回る3億30百万円(同40.4%増)、純利益は2億03百万円上回る2億28百万円(同8.6%増)と前回の大幅減益予想から一転、大幅増益予想となる見込み。

 第2四半期の利益面での大幅な上方修正により、通期も上方修正となった。

 通期の売上高は、前回通りの121億60百万円(前期比10.0%増)、営業利益は前回予想を75百万円上回る4億円(同11.7%増)、経常利益は1億12百万円上回る4億37百万円(同16.2%増)、純利益は92百万円上回る2億70百万円(同56.0%減)を見込む。

 なお、最終利益が大幅減益となるのは、前期にあった有価証券売却益の影響によるもの。

 株価は、最安値圏で推移していることから、反発が予想される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る