アンジェスが活況高、特許取得と特別利益の発表と遺伝子治療に関する報道を好感

株式市場 銘柄

■日経平均が160円安となり主力株が重く材料株に人気がシフトしやすい状況に

 バイオベンチャーのアンジェス<4563>(東マ)は11月15日、続伸基調を保って出直りを強め、13時にかけて8%高の469円(34銭高)前後で推移している。14日の夕方、DNAワクチンに関する国内特許取得と新株予約権の行使期間満了に伴う特別利益の計上を発表した上、15日朝には日本経済新聞・朝刊が「国内第1号の遺伝子治療薬を19年前半に売り出す」と伝えた。出来高が急増している。

 銘柄イメージとしては材料仕手株の印象が強いとされ、再び材料株人気を帯びてきたと注目する様子がある。午後の東京株式市場では、日経平均が160円安(2万1687円前後)で推移。東証1部の主力株が重いためバイオ関連株などの材料株に人気がシフトしやすい環境になっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る