【株式市場】NY株高に反応鈍く日経平均は次第に軟化するが材料株などは個別に高い

株式

◆日経平均は2万1690円91銭(112円71銭安)、TOPIXは1628.79ポイント(10.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億5675万株

チャート14 11月16日(金)前場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)任天堂<7974>(東1)が9時10分頃を高値に値を消し始め、NYダウの208ドル高にもかかわらず北米景気敏感株の重さが気にされた。日経平均も取引開始後の70円12銭高(2万1873円74銭)を上値にダレ模様となり、10時前には軟調に転換。時間とともに軟化して前引けは112円91銭安(2万1690円91銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 アイロムグループ<2372>(東1)今年の取引最終日の12月28日まで行う自社株買いや第2四半期の2ケタ増益などを材料に再び上値を追い、MRKホールディングス(旧マルコ)<9980>(東2)は13日の四半期決算発表後の2日連続大幅安から急反発。サンバイオ<4592>(東マ)は新薬候補に期待した11月初の急騰相場が再燃とされて出直り拡大。カーメイト<7297>(JQS)は国交省が冬季のタイヤチェーン装着を義務化する方針との報道が材料視されたようでストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億5675万株。売買代金は1兆1094億円。1部上場2112銘柄のうち、値上がり銘柄数は460銘柄、値下がり銘柄数は1567銘柄となった。(HC)

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