サンバイオが上場来の高値、日米第2相試験材料にチャート妙味も絶妙の見方

株式市場 銘柄

■二段上げ相場が本格化する期待

 サンバイオ<4592>(東マ)は11月19日、上値を追い、10時30分にかけて7%高の7660円(480円高)まで過上げて11月8日につけた上場来の高値を更新した。引き続き、「SB623」の外傷性脳損傷を対象にした日米グローバル第2相試験(STEMTRA試験)(以下「本試験」)で主要評価項目を達成したとの11月1日発表が材料視され、チャート妙味も絶妙になってきたとの見方が出ている。

 発表の翌日から4日連続ストップ高となって急伸し、その後3分の1押し水準までの調整を経ながら三角持ち合いを形成し、再び上値を指向してきた。調整が浅く、「N」字型の波動を描き始め、二段上げ相場に移行したとの見方が出ている。こうした展開では、最初の急騰幅と同じ規模の上げ幅に発展することもあるようだ。(HC)

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