クレスコは22、23日の人工知能学会など注目されて逆行高

株式市場 銘柄

■業績は第1四半期の出遅れを第2四半期でかなり取り戻し下期に注目集まる

 クレスコ<4674>(東1)は11月21日、大きく出直り、10時にかけて3630円(185円高)まで上げて全体相場の下げに逆行高となっている。人工知能学会が主催する「合同研究会2018」(11月22日(木)~23日(金)慶應義塾大学・矢上キャンパス)で「異種画像を組み合わせた眼病分類の試み」を発表すると開示しており、業績動向と合わせて注目する様子がある。

 ITシステム基盤構築やソフトウエア開発企業だが、医療機器のIT化でも実績があり、眼科の分野ではAI(人工知能)・機械学習などの応用が実用化の域に達しているもようだ。業績は第1四半期に出遅れた印象があったが、第2四半期累計ではかなり取り戻し、下期の展開が注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る