BEENOSは22日、自社株買いを発表

■取得期間は11月26日から19年2月25日までの3か月間

 BEENOS<3328>(東1)は22日、自社株買いを発表した。

 取得期間は、11月26日から19年2月25日までの3か月間。取得株式の総数は、21万株(上限)、取得価額の増額は4億円(上限)としている。

 11月6日に発表された18年9月期の連結業績は、売上高227億68百万円(前年同期比9.9%増)、営業利益15億33百万円(同1.7%増)、経常利益17億28百万円(同11.3%増)、純利益9億22百万円(同8.7%減)であった。

 しかし、今期業績予想については、開示を見合わせたことから、株価は急落し、11月21日には1355円と年初来の最安値を付けた。22日の引け値は前日比10円安の1443円であった。

 同社グループは、ITとインターネットをベースに新しい市場を切り拓き、新しい産業を創造する「グローバルプ ラットフォーマー」を目指している。そのような中、18年9月期は既存事業の拡大に加え、「バーティカル構想」・ 「物販アービトラージ(データベースとAI技術の活用)」・「越境BtoB」の3つをテーマとした新規事業創造を積極的に推進した。また、祖業であるオンラインショッピング事業を行っていた株式会社ネットプライスの売却を行う一方、バリューサイクル部門の強化のため酒類買取販売事業の株式会社帝国酒販を取得し、連結子会社化した。

 今期の業績予想は、非開示としているが、配当については前期と同額の期末13円としている。

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