積水化成品が7%高、「大阪万博」に向け軽量盛土工法など注目される

株式市場 銘柄

■航空会社の機内食用にも使われる食品容器などにも連想が波及

 積水化成品工業<4228>(東1)は11月26日、取引開始後に7%高の1009円(63円高)と出直りを強め、ほぼ1週間ぶりに4ケタ(1000円台)を回復した。建設・土木の分野でも自社製品を応用した軽量盛土工法の「EPS土木工法」、軽量の人工土壌による「スーパーソイレン工法」などを展開し、大阪での万博開催が24日決定したことを受けて連想を膨らませて注目する動きがあるという。大阪銘柄という点でも人気を集めやすいとの見方が出ている。

 加熱調理や冷凍保存等のさまざまな用途に用いられ、航空会社の機内食用にも使われている食品容器「セルペット」なども万博需要を受けると期待する様子がある。(HC)

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