【株式市場】日経平均は一時191円高まで上げ大阪万博による景気の長続きに期待

株式

◆日経平均の終値は2万1812円00銭(165円45銭高)、TOPIXは1632.20ポイント(3.24ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億3908万株

チャート13 11月26日後場の東京株式市場は、引き続き、2025年の万博開催地が大阪に決定したことを受け、東京五輪後も景気が持続する要因とされて株価指数の先物が強く、個別株も海洋土木の五洋建設<1893>(東1)や警備保障のセコム<9735>(東1)などが一段高。日経平均も13時前には前場の高値(169円00銭高の2万1815円55銭)を上回り、大引けにかけては191円55銭高(2万1838円10銭)まで上げた。大引けも165円高となり2日続伸となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。一方、東証2部指数は軟調。

 後場は、ユニー・ファミリーマートHD<8028>(東1)が一段高となって高値更新の幅を広げ、7日から12月19日までドンキホーテHD<7532>(東1)に対するTOB(公開買付、11月7日から12月19日まで)などが注目され、日経平均の上げに貢献し櫻島埠頭<9353>(東2)、シード平和<1739>(JQG)は大阪万博の関連株とされて前場からストップ高を継続、アクトコール<6064>(東マ)は引き続き光通信<9435>(東1)との資本提携などが材料視されて連日急伸。

 東証1部の出来高概算は13億3908万株(前引けは6億9873万株)。売買代金は2兆1733億円(同1兆609億円)。1部上場2112銘柄のうち、値上がり銘柄数は1300銘柄、値下がり銘柄数は715銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けも24業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、パルプ・紙、海運、倉庫・運輸、その他製品、金属製品、機械、非鉄金属、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る