【株式市場】NYダウの大幅反発など好感するが日経平均は朝方の156円高を上値にダレ模様

株式

◆日経平均は2万1843円37銭(31円37銭高)、TOPIXは1637.36ポイント(5.16ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2613万株

チャート13 11月27日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反発354ドル高などが好感され、株価指数の先物主導型で始まり、取引開始直後に156円53銭高(2万1968円53銭)をつけた。その後は、トヨタ自動車<7203>(東1)はジリ高となった一方、ソニー<6758>(東1)は朝方を高値に伸び悩むなど方向が分かれ、日経平均は徐々に値を消し、前引けは31円37銭高(2万1843円37銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数も高いが、日経JASDAQ平均は軟調。

 大阪万博関連株は大豊建設<1822>(東1)が急伸するなど、昨26日にそれほど人気化しなかった銘柄に物色がシフトする印象があったが、杉村倉庫<9307>(東2)は連日大幅高。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は業績見通しの増額修正後、連日上値を追って高値を更新。セルシード<7776>(JQG)は東京女子医大からの受託などが注目されて活況高。

 東証1部の出来高概算は6億2613万株。売買代金は1兆425億円。1部上場2115銘柄のうち、値上がり銘柄数は1355銘柄、値下がり銘柄数は663銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、鉱業、保険、空運、情報・通信、倉庫・運輸、銀行、輸送用機器、その他金融、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る