【株式市場】日経平均は約1週間ぶりに2万2000円を割り材料株などを個別物色

株式

◆日経平均は2万1919円33銭(116円72銭安)、TOPIXは1640.49ポイント(8.71ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億6316万株

チャート12 12月5日後場の東京株式市場は、材料株や好業績株の個別物色となり、大日本住友製薬<4506>(東1)が一段とジリ高になり、米国での特許訴訟の和解などを材料視する相場が再燃し、伊藤忠商事<8001>(東1)は自社株買いが好感されて一段ジリ高。一方、前場に大きく戻した自動車株などは一進一退となり、日経平均は2万1850円から2万1900円どころで小動きを続けた。大引けの2万2000円割れは11月27日以来となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって続落。

 後場は、スシローグローバルホールディングス<3563>(東1)が一段高となり、11月の月次動向の好調持続など好感。サトウ食品工業<2923>(東2)は正月需要などに期待強まるとされて本日の高値引け。GAテクノロジーズ<3491>(東マ)は不動産の内見予約システムなどが注目されて一段高。

 東証1部の出来高概算は14億6316万株(前引けは7億7366万株)。売買代金は2兆5094億円(同1兆2753億円)。1部上場2119銘柄のうち、値上がり銘柄数は590(同839)銘柄、値下がり銘柄数は1469(同1206)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、食料品、水産・農林、建設、電力・ガス、不動産、医薬品、陸運、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る