【株式市場】NYダウ急伸など好感され日経平均は219円高となり新規上場株も好調スタート

株式

◆日経平均は2万1817円62銭(214円87銭高)、TOPIXは1617.74ポイント(11.13ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2113万株

チャート13 12月13日(木)の東京株式市場は、NYダウが一時458ドル高と急伸したことなどが好感され、株価指数の先物が先行高し、日経平均は152円高で始まった。ウォールストリート・ジャーナル誌の報道として、中国が「中国製造2025」を修正する可能性などが伝えられ、米中の緊張緩和が期待された。業種別では海運株や資源株が高く、トヨタ自動車<7203>(東1)は11時頃からジリ高基調を強めた。日経平均は前引けにかけて219円79銭高(2万1822円54銭)まで上げ、前引けも214円87銭高(2万1817円62銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 未来工業<7931>(東1)は名証1部に加えて東証1部にも上場し、名証の前日値を上回って好調。図研エルミック<4770>(東2)は情報通信機器の調達に関する政府指針が材料視され急伸。ファイズ<9325>(東マ)は12月18日の売買から東証1部銘柄になることなどが材料視されて高い。ソフトフロントホールディングス<2321>(JQS)は遠隔手話通訳サービスが大手航空に採用とされて活況高。

13日、東証2部に新規上場となったオーウエル<7670>(東2)は公開価格を14%上回る855円で初値がついた。同じく札幌アンビシャス市場に上場したFUJIジャパン<1449>(札A)は公開価格740円を23%上回る907円で初値がついた。

 東証1部の出来高概算は6億2113万株、売買代金は1兆209億円。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1628銘柄、値下がり銘柄数は420銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る