サンコーテクノが出直り強める、業績堅調で来年度予算など意識される

株式市場 銘柄

■14日発売の「四季報」最新号ではアルコール検知器にも注目

 サンコーテクノ<3435>(東2)は12月14日、出直りを強め、取引開始後に6%高の1060円(60円高)まで上げて反発幅を広げている。物体をコンクリートに固定するアンカー(特殊ネジ)の専業大手で、業績は堅調。2019年度の予算案が一般会計の歳出総額が史上初めて100兆円を超えて101兆円規模になると伝えられた中で、2020年の東京五輪に向けた需要への期待などが再燃したとの見方が出ている。

 アルコール検知器も製造しており、14日発売になった「会社四季報」(東洋経済新報社)最新号では「航空などへ販路拡大」としている。会社側が開示する今期・19年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比2.9%増の168億円、営業利益は同3.5%増の12億円、純利益は同4.8%増の8.35億円。1株利益は102円43銭。配当は期末のみ実施し24円(前期比2円増)を予定する。(HC)

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