【株式市場】個別物色の色彩が強まり日経平均は大幅に反落

株式

◆日経平均は2万1374円83銭(441円36銭安)、TOPIXは1592.16ポイント(24.49ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出に関わる売買が加わり18億7153万株

チャート12 12月14日後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)が前引けより小高く始まるなど、主力株の一角が持ち直したため、日経平均も前引けの水準(377円03銭安の2万1439円16銭)を上回って始まった。ただ、一段と個別物色の色彩が濃くなり、日経平均は300円安の2万1500円どころを上値にして小動きを続けた。結局441円安となり大幅反落。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、スマートバリュー<9417>(東1)が一段ジリ高基調となり、12月7日付で東証2部から同1部に移籍したことや今6月期の業績への期待が言われて活況高。SKIYAKI(スキヤキ)<3995>(東マ)は13日発表の四半期決算が材料視されて後場ついにストップ高。ネクストジェン<3842>(JQS)は4日続伸となり通信機器の政府指針によって需要が拡大する期待などがある模様。

 東証1部の出来高概算はSQ算出に関わる売買が5億株加わったとされ18億7153万株(前引けは11億1782万株)、売買代金は3兆1637億円(同1兆9299億円)。1部上場2128銘柄のうち、値上がり銘柄数は252(同269)銘柄、値下がり銘柄数は1826(同1802)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けと同数の32業種が値下がりし、値上がりした業種は、前引けと同じく電力・ガスのみだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る